経営狀況Q&A
2022年3月期末における當社経営狀況に関するQ&Aです。 (2022.7.1更新)
- Q1. 2023年3月期 當期の経営方針は?
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A1. 2023年3月期 當期の経営方針は?
國內アパレル業界におきましては、景気の先行きが極めて不透明なことから、消費者の衣料品にかける支出は少なく、併せて低価格志向が更に強まっており、依然として非常に厳しい経営環境が続いております。國內の小売市場も、今後ますます市場の変化が進むと考えております。小売店の競爭環境の変化に伴い、地方百貨店の閉鎖、専門店の寡占化、中堅量販店の業態転換等、衣料品売場の縮小が 今後も進むと思われます。また、世界的なエネルギー資源の高騰や、日米金利差等による円安ドル高により、原材料価格の上昇や 生産拠點における人件費の高騰、國內におきましても、製造原価や販売?流通コストの急騰により、物価は一段と上昇傾向にあります。
このような狀況を解消すべく、2022年度からスタートする新中期3ヵ年経営計畫において、山喜フェニックスプランと稱して、力強く羽ばたく不死鳥のイメージで、「FANFUN150」のスローガンのもと、業績の回復を目指してまいります。お客様に一生を通してシャツを選んで頂く楽しさ、お客様がシャツに袖を通す喜び、當社の商品を通して山のような喜びをご提供することで、山喜のファンになって頂くこと、つまり新規顧客へのアプローチにより、山喜のファンを150倍に増やすこと、即ち『FAN』のファン、そのためには、シャツの広がりを創造する楽しさ、お客様の生活文化の向上に貢獻できる楽しさ、お客様の幸せな笑顔を感じる楽しさを追求し、73期(2024年度)には、売上高150億円を達成し、全社員が楽しみながら仕事をし、生活を豊かにしていくこと、即ち『FUN』のファン。以上のような想いが、このスローガンには込められています。その具體的な基本方針は、次の3項目でございます。
1.オリジナルブランドの構築
以上、3つの基本方針をもとに、物流効率の改善、國內外自社工場?海外販売子會社の収益改善、SDGsへの取り組み、在庫削減による有利子負債の圧縮などを強化し、早期の売上回復、収益改善に、全社員一丸となって取り組んでまいります。
消費者直接販売の強化策として、山喜のファンになって頂くために、お客様にご提供するオリジナル商品の強化、即ちSWAN?CHOYAのオリジナルブランドの構築を実行してまいります。量販店シャツ売場におきましては、當社オリジナルブランドSHIRT HOUSEのコンセ店舗を展開しており、現在の96店舗から、3年後には150店舗まで 拡大する目標を掲げております。このコンセ(*)店舗を足掛かかりに、SWANブランドの企畫?製造?販売を メンズ&レディースで展開することで、SWANブランドの復活を図ります。百貨店の既製ドレスシャツ売場およびオーダーシャツ売場におきましては、CHOYAブランドのコーナー化?1社化でシェアを拡大中であり、現在のシェア75%を更に高めることで売場の1社化?ショップ化を進め、CHOYAブランドの構築を実行してまいります。
(*)「コンセ」とは小売店の衣料品売場において、當社商品を専屬的に扱うコーナーを設け、販売員を派遣し、接客販売を行う消費者直接の販売形態であります。
2.BtoCの強化による収益アップ
実店舗と同様に、ネット販売を拡大するため、お客様がインターネットでご購入しやすいシンプルな畫面の設計、ネット販売専用のオリジナルブランドの商品開発に取り組み、更に自社サイトの會員數増加に向けた販売促進策を強化し、3年後にはネット売上20億円、自社サイト會員數12萬人を目指します。併せて、百貨店や量販店のシャツ売場にご來店頂いたお客様と、山喜販売サイトにご來店頂いたお客様が、店頭売場とネット販売サイトの雙方向から、當社商品をお買い上げ頂けるプラットフォームの整備をすることで、オムニチャネル化を促進し、売上?利益の拡大を図ってまいります。また、量販店、百貨店の衣料品売場縮小、コンセやテナント売場拡大の方針転換により、SWANブランド展開予定の量販店シャツコンセ売場である「SHIRT HOUSE」と、CHOYAブランドを展開している百貨店シャツ売場での取引條件の改定を実施し、収益改善に繋げてまいります。
3.ドレス?カジュアル?レディース?ユニフォームの 新商品開発と売上拡大
ビジネススタイルのカジュアル化に伴い、スーツからジャケットやシャツが主役となる ニュー?ワーク?スタイルに 変化していることから、従來のシャツビジネスで培った紡績?合繊メーカーとの素材開発機能や縫製技術を駆使し、カジュアル化に対応したシャツジャケットやシャツワンピース、カットソー素材を使用した高機能なビジカジシャツなど、新商品の開発を強化し、売上を拡大してまいります。営業面では、得意先様から素材、デザインが提供されるOEM受注と、當社からそれらを提案するODM受注の2通りの営業形態がありますが、収益性を高める上でも 前述の新商品開発の機能を強化し、ODM提案型の営業に切り替えていきます。そして、長年シャツビジネスで培った素材開発機能と自社工場での縫製技術を活かし、カジュアル事業、レディース事業、ユニフォーム事業はもちろんのこと、生活雑貨?ファッショングッズ等を扱うライフスタイル事業まで営業活動を拡げ、新しいビジネスモデルの構築に向け、新規得意先の開拓を強化してまいります。
- Q2. 直販事業?コンセ事業の狀況は?
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A2. 直販事業?コンセ(*)事業の狀況は?
直販事業は、現在STYLE WORKS大阪上町の直営店1店舗とWEBショップがございます。STYLE WORKSにおきましては、ショップ名「STYLE WORKS東急吉祥寺店」が、7月19日に 東急百貨店吉祥寺店の3階フロアーにオープン致します。
WEBショップにつきましては、2021年4月に山喜公式サイト「YAMAKI ONLINE SHOP」の全面リニューアルを行い、楽天?ヤフー?アマゾン等のモールサイトの売上と合わせて、2022年3月期で、前期対比108%と順調に推移しております。
コンセ事業は、百貨店における「CHOYA SHIRT」の既製シャツ売場とオーダーシャツ売場、量販店における「SHIRT HOUSE」のコンセ(*)シャツ売場の、2通りの販売形態を強化しております。
百貨店や量販店の衣料品売場の在り方が見直される中、前述のコンセ出店の要望を多數頂いております。2022年3月末の展開店舗數は以下の通りでございます。
- 百貨店CHOYA SHIRT コーナー売場數:128店舗
- 量販店SHIRT HOUSE コンセ店舗數: 96店舗
『詳細は、ページのショップ情報(こちら)をご覧ください』
(*)「コンセ」とは小売店の衣料品売場において、當社商品を専屬的に扱うコーナーを設け、販売員を派遣し、接客販売を行う消費者直接の販売形態であります。
- Q3. 新型コロナウイルス感染癥の影響は?
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A3. 新型コロナウイルス感染癥の影響は?
現狀では新型コロナウイルス感染癥の収束時期の見通しは不透明な狀況ではありますが、3回目のワクチン接種が行き渡る段階で、同感染癥の勢いも徐々に弱まり、2023年3月期の業績は改善するものと見込んでおります。しかし、新型コロナウイルスの変異種の動向や脅威から、國內外の経済活動が停滯するリスクがあり、感染癥の影響がさらに長期化した場合は、収益が減少する可能性があります。そのような狀況下におきましても、コストダウンや経費削減等の対策を継続し、利益の減少を最小限に抑えるよう努めてまいります。
- Q4. 當社の株主優待制度は?
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A4. 當社の株主優待制度は?
毎年3月末、9月末現在の株主様に、當社直営店?WEBショップでご使用いただける「株主優待券」と「オーダーシャツ割引券」を贈呈いたしております?!钢曛鲀灤?「オーダーシャツ割引券」の発行枚數については、以下の通りでございます?!?br>
ご所有株式數 株主優待券付與
金額?枚數オーダーシャツ
割引券100?
399株1,000円券
1枚ー
400?
1,999株2,500円券
1枚2,500円券
1枚2,000?
5,999株2,500円券
2枚6,000?
9,999株2,500円券
3枚10,000株
以上2,500円券
5枚
有効期限:優待券、割引券に記載の通り